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No.39【窓で〇割決まる?】
なぜ富山の冬にアルミ樹脂複合窓は不向きなのか、その決定的な理由とは?

切手のようなギザギザの縁取りの中に「【窓で〇割決まる?】なぜ富山の冬にアルミ樹脂複合窓は不向きなのか、その決定的な理由とは?」というタイトルが書かれた、住宅ブログのアイキャッチ画像。背景には上空から撮影された住宅地と田畑の風景が薄く敷かれ、下部にはHIKAGEのロゴとソファのイラストが配置されています。

いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます!
HIKAGEの代表を務めております、日影道也です。

「富山の冬は、家の中でも厚着をするのが当たり前」……そんな風に諦めていらっしゃいませんか?
実は、お家の暖かさの半分以上は「窓」の性能で決まると言っても過言ではありません。

せっかくのマイホームで、朝起きた時の結露や冷え込みに悩んでほしくない。

そんな想いから、今回は富山での家づくりに欠かせない
「窓選び」の本当の基準について、現場の視点から丁寧にお話しさせていただきます。

明るい光が差し込むリビングで、無垢の床に敷いたラグの上で仲睦まじく遊ぶ子育て世代の家族。

この記事を読んでわかること

  • 結露のストレスから解放される「窓」の正体
  • 富山の冬でも家中をポカポカに保つ具体的な条件
  • 窓選びが「一生モノの節約」につながる仕組み
  • 建てた後に後悔しないための「正しい判断基準」
  • 家族の健康と家の寿命を守るための窓の役割

この記事を読み終える頃には、自信を持って
「自分たちに必要な窓」を選べるようになっているはずです。

富山の冬、窓辺が「ひんやり」する理由

寒い朝、リビングの窓にびっしりとついた水滴。
拭いても拭いてもきりがない……
そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実は、富山のような寒冷地で「アルミ樹脂複合サッシ」を選ぶと、
この結露を完全になくすことは非常に難しいのが現実です。

「アルミ樹脂複合サッシ」とは、外側が雨風に強いアルミ製、
室内側が熱を伝えにくいプラスチック(樹脂)製で作られた窓のこと。
多くの住宅会社で一般的に使われていますが、実は富山の冬には少し力不足な面があります。

冬の朝、アルミ樹脂複合サッシの枠やガラスにびっしりと付着し、サッシの下枠に溜まった激しい結露。

窓から逃げる熱は想像以上に大きい

お家の壁に断熱材をたっぷり入れても、窓の性能が低いとそこから熱がどんどん逃げてしまいます。
冬場、暖房で温められた熱の約58%は窓から逃げ出していると言われています。

(※一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会データより)

寒い室内で厚手のストールを羽織り、肩をすくめて寒さに耐える女性の様子。

富山特有の「湿度」と「寒さ」の関係

富山は日本海側気候特有の湿度の高さがあり、冬は外気温がぐっと下がります。
窓の外側のアルミ部分がキンキンに冷やされると、その冷たさが室内側まで伝わり、
室内の空気が触れて「結露」が発生します。

結露によるカビは、アレルギー性鼻炎や喘息の原因となり、
特にお子さまやご高齢の方の健康リスクを高めます。また、柱などの構造材を腐らせてしまい、
家の耐震性能を下げてしまう恐れもあるため、決して放置できない問題です。

HIKAGEが「APW430(オール樹脂窓)」にこだわる根拠

私たちHIKAGEでは、高性能な樹脂窓「YKK AP APW430」を全棟で標準採用しています。
フレームのすべてが熱を伝えにくい樹脂でできた「オール樹脂窓」です。
なぜ、一般的な窓ではなく、あえてこの窓を選ぶのか。
富山で長く快適に暮らすための根拠を整理してお伝えします。

住宅の気密性能を確保するために、サッシ枠と構造体の隙間に丁寧に充填された発泡ウレタン断熱材の施工箇所。

1. 圧倒的な「断熱性能(熱の通しにくさ)」の差


窓の性能を比べる際、私たちは「U値(熱貫流率)」という数字を参考にします。
少し難しい言葉ですが、
「数字が小さいほど、外の寒さを入れない魔法瓶のような窓」だとイメージしてください。

窓の性能を「肌感覚」で比較すると?

項目昔のアルミ窓一般的な窓(複合サッシ)HIKAGEの標準(APW430)
熱の通しにくさ(U値)約6.5約2.330.82〜0.91
冬の窓辺の体感氷のように冷たいひんやりする冷たさを感じにくい
結露のしやすさ毎日びしょ濡れ寒い日は発生するほぼ発生しない
冷暖房の効き目効きにくい普通魔法瓶のように続く

※APW430は2024年のアップデートにより、空気層を拡大。世界トップクラスの「熱の通しにくさ(U値0.82)」を実現しています。

2. 「結露」を寄せ付けないフレーム構造


樹脂という素材は、アルミに比べて熱の伝わり方が約1,400分の1と非常に低いです。

外が氷点下になっても窓枠自体が冷たくなりにくいのが特徴です。
APW430はさらに「3枚のガラス(トリプルガラス)」を採用しているため、
ガラスの表面温度も下がりにくく、あの不快な結露を劇的に抑えることができます。

木目調のアクセントウォールがあるリビングに設置された、屋外の景色を大きく取り込む大開口の樹脂サッシの引き違い窓。

3. 夏の涼しさと電気代の節約


実は、夏場に外から熱が侵入してくる原因も、その約73%が窓からと言われています。

APW430のトリプルガラスは、冬だけでなく夏の日射熱も効果的にカット。
冷房の効きが格段に良くなり、年間の電気代を数万円単位で削減できた事例もいただいております。

実際に住んでから気づく「窓」の後悔

日々、お客様とお話ししていると、
「デザインや設備にはこだわったけれど、窓のことはよく知らなかった」
というお声をよく耳にします。

窓は一度取り付けてしまうと、後から交換するのは非常に大変な工事になります。
壁を壊したり、外壁をやり直したりと、大きなコストがかかってしまいます。

「最新の断熱材を使ったのに、窓の近くに行くと足元がスースーする」
「ペアガラスなら結露しないと聞いていたのに、結局、毎朝タオルで拭いている」

……こうしたお悩みは、窓を高性能なものにするだけで、そのほとんどが解決できます。

HIKAGEが標準とするUA値0.46は、国が定める富山の基準(UA値0.87)を大幅にクリアする性能です。
これは「真冬でも、少しの暖房で家中が20℃以上を保てる」レベルの暖かさを意味しています。

木の温もりを感じる造作テレビボードや格子パーテーションに囲まれた、開放感のあるナチュラルモダンなリビングでくつろぐ夫婦。

性能を支える「丁寧な施工」の重要性

どんなに良い窓を選んでも、隙間だらけの取り付け方では宝の持ち腐れになってしまいます。
HIKAGEでは、全棟でC値(隙間の少なさ)0.5以下という基準を設けています。

C値0.5以下とは、お家全体の隙間をすべて集めても「ハガキ約1枚分以下」しかない、
という超高気密な状態です。一般的な住宅と比べても、隙間風が入り込む余地がほとんどありません。

大工職人が窓周りの隙間を一つひとつ丁寧に埋め、
さらに第三者検査機関による厳しいチェックを重ねることで、
「見えない部分の品質」を確実に守っています。

住宅の気密性能を数値化するために、窓の一部に専用の送風機を設置して行われている気密測定(C値測定)の様子。

富山で後悔しない窓選びの正解

窓選びでお家の心地よさは劇的に変わります。富山で注文住宅を建てるなら、
目先のコストだけでなく、30年、50年先を見据えた性能を選んでいただきたいと願っています。

窓選びの結論:富山では「オール樹脂窓(APW430級)」がおすすめです

富山の寒冷で多湿な冬において、結露を防ぎ健康的に暮らすためには、
冷たさを伝えない「樹脂フレーム」と、熱を逃がさない「トリプルガラス」の組み合わせが
最も信頼できる選択肢となります。

  • 結露を抑えることで、カビやダニの発生を防ぎ、ご家族の健康とお家そのものの寿命を守るため。
  • 圧倒的な断熱性能により、冷暖房の効率を最大化し、将来にわたる光熱費を賢く削減するため。
  • 家全体の温度差をなくし、真冬の朝でも布団からスッと出られるような、体にやさしい住環境を実現するため。
木の質感を活かした対面キッチンとダイニングテーブルを囲み、明るい照明の下で笑顔で朝食を楽しむ家族の風景。

HIKAGEの施工エリアについて

住まいは完成してからが本当のスタートです。
だからこそHIKAGEでは、万が一の際にもすぐに駆けつけられる距離感を何よりも大切にしています。

具体的には、富山市を中心に、射水市・高岡市・滑川市・上市町・立山町・舟橋村など、拠点から車で40分圏内を主な施工エリアと定めております。迅速な対応を通じて、皆様の暮らしを支え、「建てて終わり」ではない、一生涯のパートナーとして住まいの成長を共に見守り続けてまいります。

窓の性能を実際に体感してみたい、
あるいは自分たちの予算でどこまで性能を上げられるか知りたいという方は、
ぜひ一度「家づくり勉強会」へお越しください。

数字だけではわからない「心地よさ」の理由を、
実際の窓に触れながら分かりやすくお伝えさせていただきます。

<上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください>

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