No.22【経験者と検討者に聞く】
注文住宅の最新トレンドランキング(2025年版)
いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
HIKAGEの代表、日影道也です。
家づくりのご相談を受けていると、「注文住宅の成功例をたくさん見てきたはずなのに、結局どこを基準に判断すればいいのかわからなくなってきました」という声をよく耳にします。
これは、知識が足りないからではありません。
情報が増えたことで、判断の軸が見えにくくなっている状態だと感じています。

今回は、2025年に実施された調査データ(865名対象)と、
富山市を中心に実際に家づくりをお手伝いしてきたHIKAGEの現場経験を重ねながら、
注文住宅の最新トレンドを「これから考える方の判断に役立つ形」で整理してお伝えします。
注文住宅の最新トレンドは「見た目」より「暮らしの質」

注文住宅のトレンドというと、デザインや間取りの流行に目が向きがちです。
しかし、調査データの自由回答や実際の相談内容を見ていくと、
評価されているのはもっと現実的なポイントです。
実際に家を建てた方の声を整理すると、次のような内容が多く挙げられています。
▶静かで落ち着いて暮らせる住環境(住みやすさ)
▶日当たりがよく、一年を通して快適に過ごせる室内環境
▶広さを感じやすい空間構成と、使いやすい収納

いずれも、「住んでから実感した良さ」として語られている点が特徴です。
富山市・射水市・高岡市・滑川市などで家づくりをしてきた私たちの実感としても、
完成直後の印象より、暮らし始めてからの納得感が、
注文住宅の満足度を大きく左右していると感じています。
注文住宅で人気の設備ランキング(2025年)
ここからは、調査の中で具体的に順位と数値が示されている項目を見ていきます。

【注文住宅で採用してよかった人気設備ランキング】
アットホームの調査によると、
実際に注文住宅を建てた方が「採用してよかった」と回答した設備は以下の通りです。
<1位>ウォークインクローゼット(47.7%)
<2位>パントリー(36.1%)
<3位>カウンターキッチン(35.8%)
<4位>階段下収納(31.1%)
<5位>シューズインクローゼット(30.6%)
上位を見ると、収納力や家事動線に関わる設備が多く並んでいます。
これは、「収納を増やしたい」という単純な要望ではなく、
片付けやすさや動きやすさを重視する傾向が強いことを示しています。
HIKAGEの打ち合わせでも、最終的に満足度が高くなりやすいのは、
こうした日常動作を助ける設備を、暮らし方に合わせて整理できたケースだと感じています。
経験者の声に多いこだわりポイント
調査データには、「どこにこだわったか」というテーマ別の声も掲載されています。
特に多いのが、次の3つです。

【耐震性に対する安心感】
▶地震に対する不安を減らしたかった
▶長く住むことを考えて構造を重視した
性能数値そのものより、「安心して暮らせるかどうか」が重視されている点が特徴です。
HIKAGEでも、耐震等級3を前提に構造計算や第三者検査を行っているのは、
住み始めてから不安を残さないためだと考えています。
【間取りと空間の取り方】
▶家族が集まりやすいLDKにした
▶日当たりを意識した配置にした
単に広さを確保するのではなく、
「どこで、どんな時間を過ごしたいか」を考えた間取りが評価されています。
【家事動線・生活動線への配慮】
▶洗濯や片付けがしやすい
▶無駄な移動が少ない
これは、先ほどの設備ランキングとも強く関連しています。
HIKAGEでは、間取りを描く前に、一日の動きを具体的に言葉にする時間を大切にしています。
注文住宅でよくある後悔・ギャップの声
一方で、調査データには「想定と違った点」「反省点」も記載されています。
ここに触れることは、これから建てる方にとって非常に重要です。
【実際に多い後悔ポイント】

▶設計時のイメージより狭く感じた
▶コンセントの数や位置が使いにくかった
▶日当たりや風通しが想定と違った
これらは、「失敗した」というより、想像が足りなかったことで生じたズレだと感じます。
図面だけで判断すると、家具配置や光の入り方、動線の混みやすさは見えにくくなります。
後悔を防ぐには、日常の動きを具体的にシミュレーションすることが欠かせません。
HIKAGEが大切にしている判断の順番
こうした調査結果や現場経験を踏まえ、HIKAGEでは次の順番を大切にしています。

まず、今の暮らしと数年後の暮らしを言葉にすること。
次に、毎日繰り返す動作や不便に感じている点を整理すること。
その上で、間取り・設備・性能を選んでいくこと。
この順番で考えると、
「人気だから」
「ランキング上位だから」
ではなく、
「自分たちに合っているから」
という理由で選択できるようになります。
情報が多い時代だからこそ、整理する場を持つ
注文住宅のトレンドやランキングは、あくまで判断材料の一部です。
大切なのは、それを自分たちの暮らしにどう当てはめるかです。
一人で考えていると、情報は増える一方で整理が追いつかなくなります。
完成見学会や個別相談は、正解を押し付ける場ではなく、
考えを整理するための場だと私たちは考えています。
この記事が、その整理のきっかけになれば嬉しいです。

本記事で扱う調査データの前提について
まず最初に、本記事で参照している調査データの前提を明確にしておきます。
本記事で使用している内容は、注文住宅を建てた経験者だけでなく、
今後3年以内に購入を検討している方も含めた調査結果です。
調査概要は以下の通りです。
- 調査時期:2025年
- 調査対象:過去3年以内に注文住宅を購入した方(経験者)438名
今後3年以内に注文住宅を検討している方(検討者)427名 - 合計サンプル数:865名
そのため、本記事では
「経験者の実体験」
「検討者が重視しているポイント」
の両方を踏まえた“傾向”としてトレンドを整理しています。
HIKAGEの施工エリア

HIKAGEでは、富山市を拠点に、射水市・高岡市・滑川市・上市町・立山町・舟橋村など、車で40分圏内のエリアで家づくりをお手伝いしています。
すぐにお伺いできる範囲にエリアを絞ることで、暮らしの中で何かあった時も迅速に対応できるようにしています。
「建てて終わり」ではなく、住まいの成長を一緒に見守れるような、地域に根ざしたパートナーでありたいと思っています。
<上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください>