No.20【工務店vsハウスメーカー】
家づくりを考え始めたご夫婦に、必ず知ってほしい大切な違いとは?
いつもブログを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
HIKAGEの代表、日影道也です。
工務店とハウスメーカーを比較し始めたとき、
「違いは分かってきたけれど、最終的に何を基準に決めればいいのか分からない」と感じていませんか?
情報を集めるほど選択肢が増え、判断軸がぼやけてしまうご夫婦は少なくありません。
その迷いは、これから長く暮らす住まいを真剣に考えている証拠でもあります。

この記事では、富山で注文住宅を検討する際に、工務店とハウスメーカーをどう整理し、
どんな視点で比較すると納得しやすいのかを、設計の立場から分かりやすくお伝えします。
工務店とハウスメーカーの違いを比較する前に知っておきたいこと

【優劣ではなく相性で考えるという前提】
工務店とハウスメーカーは、どちらが良い・悪いという関係ではありません。
それぞれに役割や得意分野があり、家づくりに求める考え方や進め方によって向き不向きが変わります。
相談の現場でも、
「工務店は自由だけれど不安」「ハウスメーカーは安心だけれど画一的」
といったイメージだけで判断しようとして、かえって迷ってしまうケースをよく見かけます。
大切なのは、会社の規模や知名度ではなく、どんな考え方で住まいづくりをしているかです。
ハウスメーカーの特徴と選び方のポイント
【仕組み化された住宅づくりと安心感】
ハウスメーカーの特徴は、商品構成・仕様・家づくりの流れがあらかじめ整理されている点にあります。
展示場やカタログで完成イメージを掴みやすく、選択肢も一定の範囲にまとめられているため、
検討から決断までがスムーズに進みやすい傾向があります。
一方で、間取りや仕様にはルールがあり、土地条件や暮らし方に合わせた細かな調整が難しい場合もあります。
「決めやすさ」を重視するか、「柔軟さ」を重視するかで、評価は大きく分かれます。
●商品や仕様があらかじめ整理された中から選びたい
●打ち合わせ回数をできるだけ抑えたい
●全国基準の仕組みやブランド力に安心感を感じる
工務店の特徴と富山での家づくりとの相性

【暮らしと土地条件に合わせた柔軟な家づくり】
工務店の特徴は、
ご家族ごとの暮らし方や土地条件に合わせて、住まいを一から組み立てられる点にあります。
富山市を中心に、射水市・高岡市・滑川市・上市町・立山町・舟橋村といったエリアでは、
敷地の広さや形、周辺環境は一つとして同じではありません。
工務店では、そうした条件を前提に、
間取り・動線・採光・プライバシーの取り方などを一つずつ検討します。
打ち合わせの回数は増えますが、「なぜこの形になるのか」を理解しながら進められる点が、
大きな安心につながります。
●家族の暮らし方に合わせた間取りを重視したい
●土地条件を活かした提案を受けたい
●建てた後の相談やメンテナンスも大切にしたい
施工体制と品質管理で見ておきたい比較ポイント

【ハウスメーカーの施工体制は見えやすいか】
家づくりでは、誰が実際に建てるのかも重要な判断材料です。
ハウスメーカーの場合、多くは地域ごとに契約した施工会社や職人が工事を担当します。
ここで確認しておきたいのは、
・どんな業者が施工を行うのか
・営業担当が施工体制を理解したうえで説明してくれるか
という点です。
仕様や性能の説明は丁寧でも、施工の実態については詳しく触れられないケースもあります。
完成後の品質を、どのような仕組みで安定させているのかを確認しておくことが大切です。
【工務店では施工基準が共有されているか】
工務店の場合、一般的には自社と長く付き合いのある協力業者や職人が施工を担います。
ただし重要なのは、顔なじみの職人がいるかどうかではありません。
・施工基準書が明確に定められているか
・その基準が協力業者と共有されているか
・現場ごとの品質にばらつきが出ない仕組みがあるか
こうした点が整っていることで、担当者や職人が変わっても、一定の品質が保たれやすくなります。
ハウスメーカーと工務店で起こりやすいクレームの傾向比較

※以下は、相談現場でよく耳にする一般的な傾向であり、すべての会社に当てはまるものではありません。
| 比較項目 | ハウスメーカーで起こりやすい傾向 | 工務店で起こりやすい傾向 |
|---|---|---|
| 施工に関する不安 | 施工業者が誰か分からないまま工事が進む | 職人ごとの仕上がり差を感じる |
| 説明不足 | 営業担当が現場や施工体制を詳しく説明できない | 担当者によって説明の深さに差が出る |
| 仕様変更 | 契約後に変更不可と分かる | 変更可能だが費用説明が後になる |
| 現場対応 | 現場との距離が遠く要望が伝わりにくい | 対応は早いがルールが見えにくい |
| アフター対応 | 窓口は明確だが対応まで時間がかかる | 相談しやすいが担当者依存になりやすい |
クレームの多くは、工法や会社規模ではなく、
事前説明・基準の共有・体制の見えにくさから生まれやすい点が共通しています。
富山の気候と住宅性能をどう考えるか

【断熱性能UA値0.46の意味】
HIKAGEでは、断熱性能UA値0.46を標準仕様としています。
これは、富山県(地域区分5)で2025年4月から義務化された省エネ基準(UA値0.87)を大きく上回る、
断熱等級6相当の性能です。
将来的な基準引き上げも見据え、今の暮らしだけでなく、これから先も安心できる性能を前提にしています。
【気密性能C値0.5以下がもたらす暮らし】
気密性能はC値0.5以下を全棟社内最低基準としております。
これは高気密住宅の目安とされるC値1.0の半分にあたる水準で、
隙間が少なく、計画した換気がしっかり機能しやすい状態です。
富山特有の冬の寒さや湿気の多さにも対応しやすく、室内の温度差が出にくく、
結露も抑えられた快適な暮らしにつながります。
【許容応力度計算による耐震等級3】
耐震性能は、許容応力度計算による耐震等級3を採用しています。
これは一般的な壁量計算による耐震等級3よりも詳細な検討を行う方法で、
建物全体にかかる力を部材ごとに確認するため、より高い安全性が期待できます。
HIKAGEが考える工務店としての立ち位置
【性能・品質・施工体制を標準仕様として明確にする】
HIKAGEでは、自由設計の注文住宅を基本としながら、
性能・品質・施工体制を標準仕様として明確にしています。
2025年の省エネ基準義務化を見据えた性能、仕組みとしての品質管理、そして地域に根ざした対応力。
それらをバランスよく整えることで、判断しやすい家づくりを大切にしています。
工務店かハウスメーカーかで悩んだときに大切なこと
【一人で抱え込まず、整理できる場を持つ】
どちらが正解かを決める必要はありません。
大切なのは、自分たちに合った考え方や進め方を見つけることです。
一人で抱え込まず、整理できる場を持つことで、家づくりはずっと進めやすくなります。
HIKAGEの施工エリア

HIKAGEでは、富山市を拠点に、射水市・高岡市・滑川市・上市町・立山町・舟橋村など、
車で40分圏内のエリアで家づくりをお手伝いしています。
すぐにお伺いできる範囲にエリアを絞ることで、暮らしの中で何かあった時も迅速に対応できるようにしています。
建てて終わりではなく、住まいの成長を一緒に見守れる地域のパートナーでありたいと考えています。
上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください。