【Vol.8】建てる前に知っておきたい!平屋と2階建て、どちらを選ぶ?
こんにちは、HIKAGEの日影まさみです。
家づくりを考えるとき、多くの方がまず悩まれるのが「平屋にするか? 2階建てにするか?」という選択です。
最近はSNSや住宅誌でも平屋を目にする機会が増え、「やっぱり平屋がいいのかな?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただし、平屋と2階建てはそれぞれに良さがあり、土地条件やライフスタイルによって適した住まいは変わってきます。
今回は、HIKAGEのスタッフ目線で「平屋の人気が高まる理由」と「2階建てならではの魅力」についてご紹介します。
平屋の人気が高まる理由
1. 将来を見据えた安心の暮らし
平屋は階段のない暮らしができるため、年齢を重ねても安心して住み続けられる点が大きな魅力です。小さなお子さまのいるご家庭でも「階段の上り下りがなく安心」という声をよくいただきます。最近ではシニア世代だけでなく、子育て世代からも平屋に関心が集まっている傾向が見られます。

2. 家族の距離が近くなる
生活のすべてがワンフロアで完結するため、自然と家族が顔を合わせる機会が増えます。実際に建てられたご家族からは「子どもが自室にこもらず、リビングに集まるようになった」といった感想もいただいています。

3. 家事動線がシンプル
平屋は上下移動がなく、洗濯や掃除などの家事を一つのフロアで完結できます。特に最近はランドリースペースを取り入れる方が増え、家事負担の軽減につながっています。

4. 開放感のある住まい
屋根形状を活かして高天井にしたり、大きな窓で庭とつながりを感じられるのも平屋の魅力です。明るくのびやかな暮らしを実現できます。

平屋を検討するときの注意点
平屋には魅力が多い一方で、注意すべき点もあります。
■土地の広さ
30坪前後の平屋を建てる場合、土地は60坪程度を目安に考えると安心です。ただし、実際には建ぺい率や容積率、土地の形状によって必要な広さは大きく変わります。平屋は同じ延床面積でも2階建てより広い土地を必要とする傾向がある、と覚えておくとよいでしょう。
※建ぺい率とは、土地に対して建物の1階部分をどのくらいの割合まで建てられるかを示すものです。
※容積率とは、土地に対して建物の全ての階を合わせた面積をどのくらいの割合まで建てられるかを示すものです。
例えば100坪の土地で建ぺい率60%、容積率200%の場合、1階は最大60坪、1階と2階を合わせて最大200坪まで建築可能ということになります。 この制限があることで、2階建て住宅は限られた土地でも効率よく広い住空間を確保できるのです。
■コストのバランス
平屋は基礎や屋根の面積が広がるため、同じ延床面積なら2階建てより建築コストが高くなる傾向があります。ただし、設計や仕様によって異なるため、必ずしも平屋が高くなるとは限りません。将来的にリフォームやメンテナンスを考えると、結果的に平屋がメリットになるケースもあります。

2階建てならではの魅力
1. 限られた土地を有効に使える
住宅地や旗竿地など、限られた土地条件でも延床面積をしっかり確保できるのが2階建ての強みです。
2. プライバシーの確保
寝室や子ども部屋を2階に配置すれば、来客時でも生活空間を見せにくく、生活リズムの違いによるストレスも軽減できます。
3. 景色を楽しめる暮らし
富山では2階の窓から山々を望める環境も多く、眺めを活かしたプランは人気です。
4. コストバランスが取りやすい
2階建ては基礎や屋根をコンパクトにまとめやすいため、比較的コストを抑えられるケースがあります。設計や仕様によっては平屋より効率的にコストを調整できるのも特徴です。

HIKAGEが大切にしている視点
HIKAGEでは、平屋・2階建てどちらの場合でも「安心して長く暮らせる住まい」をご提案しています。
◎高気密・高断熱・高耐震を標準仕様(C値0.5以下/UA値0.46/耐震等級3)
◎樹脂窓・ハイドア採用で快適性とデザイン性を両立
◎品質検査を10回、内7回は第三者機関による検査を実施
家づくりは正解がひとつではなく、ご家族ごとに違います。私たちは「今の暮らし」と「将来の暮らし」の両方を見据えて、最適な住まいを一緒に考えています。

平屋は「将来の安心」「家事のしやすさ」「家族の距離感」を重視したい方に人気があります。
一方、2階建ては「土地の有効活用」「プライバシー」「コストバランス」に優れています。
どちらもメリット・注意点があり、ご家族の暮らし方や土地条件によって最適な選択は変わります。HIKAGEでは施工事例や模型もご覧いただけますので、迷った際はお気軽にご相談ください。
HIKAGEの施工エリア
富山市を拠点に、射水市・高岡市・滑川市・上市町・立山町・舟橋村など、車で40分圏内のエリアで家づくりをお手伝いしています。
すぐにお伺いできる範囲にエリアを絞ることで、暮らしの中で何かあった時も迅速に対応できるようにしています。
「建てて終わり」ではなく、住まいの成長を一緒に見守れるような、地域に根ざしたパートナーでありたいと思っています。
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